PsychoBreak 2 ストーリーFAQ

14.07.17

(※PsychoBreak 2は2017年10月19日発売予定です)

『PsychoBreak 2』は、前作『PsychoBreak』をプレイしていなくてもお楽しみいただける作品です。事前情報ゼロでゲームを始めても、対立の構図や設定を理解できるようになっています。ですが、新作プレイ前に予備知識が欲しいという方のために、FAQをまとめました。『PsychoBreak 2』が描くのは、ある男の物語です。彼は、娘を救うために歪んだ世界を訪れ、そこで自らのデーモン(文字通り、かつ比ゆ的な意味でのデーモンです)と闘います。このFAQで前作のストーリーを理解し、『PsychoBreak 2』発売に備えましょう。1作目および『ザ アサインメント』、『ザ コンセクエンス』のDLCを2作ともプレイしたが内容を忘れてしまった…という方も、復習としてお役立てください。本シリーズを全くプレイしたことがない方も、もちろん大歓迎です。

まず1作目、そして追加コンテンツ『ザ アサインメント』および『ザ コンセクエンス』の順にご説明し、その後『PsychoBreak 2』への質問にお答えします。新規・既存を問わず、プレイヤーの皆さんはこのFAQを生きた情報源としてご活用ください。今後もコミュニティに投稿される質問に随時お答えしていきます。

PsychoBreak、ザ アサインメント、ザ コンセクエンスについて

まずは基本から:本作ビジュアルに必ず描かれる、あの男性は誰で、どんな人物なのですか?

彼の名前はセバスチャン・カステヤノス。かつては父であり、夫でした。クリムゾンシティ警察の敏腕刑事でもありました。そして以前は正気でした。現在は失意のアルコール中毒患者に身を落としています。『PsychoBreak』初登場時は、まだ刑事という立場にありましたが、私生活はボロボロでした。

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非常に頭脳明晰なセバスチャンですが、感情面は不安定。毎晩のように酒場で飲みつぶれています。彼の身に起きたことを考えれば、それも無理からぬこと。恐ろしい火災事故で娘を亡くし(と、セバスチャンは思い込まされていますが…これについてはいずれ改めて)、妻も彼の元を去りました。そして、地獄のような「STEM」の世界に引きずり込まれてしまうのです。そんな状況なら、彼でなくとも多少は病んでしまうでしょう。

しかし本作におけるセバスチャンは、前作から大きく変化しています。『PsychoBreak』ではセバスチャンは戸惑い、混乱し、生き抜こうととにかく必死でした。『PsychoBreak 2』でも、謎に満ちた世界で生きるために闘う点は同じですが、今の彼には明確な目的があります。彼は、意図せず迷い込むのではなく、自らの意思でSTEMに戻るのです。娘を救うという目的のためなら、行く手を阻むものは何であろうと排除するでしょう。

STEMとは何ですか?

「メビウス」と呼ばれる怪しい組織の管理下にあるSTEMは、意識の共有を可能にしたデバイスです。STEMは異世界を構築し、その世界の全てを制御します。その世界で、一人の人間の精神を「コア」として用いて、複数の精神を連動させます。シナリオライターのTrent Haagaは、STEMをこう表現しています。「『エルム街の悪夢』のフレディが映画『マトリックス』の仮想現実を構築したら、こんな感じでしょうね」

1作目でSTEMに引きずり込まれたセバスチャンは、邪悪に歪んだもう一つのクリムゾンシティで無数の恐怖に直面します。たとえわずかではあっても、自分が住む街に似通った場所で拷問され、殺されかけたセバスチャン。かろうじてSTEMから脱出した後も、その記憶は彼の正気を蝕んでいきます。

そもそも、メビウスとは何ですか?

メビウスはその目的も意思も全く不明な組織で、表向きは存在すらしていないことになっています。しかしその構成員はかなり多いようで、セバスチャンのチームにもスパイが送り込まれていたほどです。過去作をプレイ中、メビウスのロゴを目にした方もいるでしょう。

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メビウスがSTEMを使う目的は何ですか?

前作でははっきりした理由まではわからなかったものの、2つのDLC(『ザ アサインメント』、『ザ コンセクエンス』)でその一部が明らかになりました。STEMを使って世界を変え、人類の新たな指導者になることが自分たちの目的だとメビウスは主張します。STEMこそが真の「平和と秩序」を与える鍵だと信じているのです。ただ、今までメビウスがしてきたことは「平和」とは程遠いものですが。

セバスチャンはどのようにしてこの狂気の世界に巻き込まれたのですか?

一見すると、ただ単に「間の悪い時によくない場所に居合わせてしまった」不幸な出来事に思えるでしょう。しかし、実ははるかに込み入った背景があります。セバスチャンがメビウスに関与するようになったのは、ビーコン精神病院で相次ぐ患者失踪事件の捜査を同僚と共に開始したときでした。その精神病院では、メビウスがSTEMを開発し邪悪な実験を行っていたのです。メビウスは自分たちの目的のため、STEMを完成させようとしていました。

セバスチャンがSTEMの世界に引きずり込まれるそもそもの原因となったのは、彼の捜査チームに潜入していたメビウスのエージェントでした。

そのメビウスのエージェントは誰で、どうしてセバスチャンがSTEMに巻き込まれる原因になったのですか?

そのエージェントとは新米刑事のジュリ・キッドマンです。セバスチャンの直近の部下で信頼も厚く、セバスチャンはまさか彼女が二重スパイだとは思いもしないでしょう。彼女はセバスチャンと共にSTEMの内部に引きずり込まれましたが、実は彼女がSTEMへ向かうのには個人的な理由があります。『ザ アサインメント』と『ザ コンセクエンス』は彼女が主人公の物語となっています。

キッドマンがSTEMに送り込まれたのは、ある人物を連れ戻すためでした。そしてセバスチャンは彼女に続いてSTEMに閉じ込められ、そこで被験者にされてしまいます。実験の巻き添えとなったのです。

ジュリ・キッドマンは敵なのですか?

ひとくちには言えません。前作では、敵としての印象が強かったキッドマンですが、DLCでは彼女の行動にはもっと深い理由があったことがわかります。彼女は過酷な幼少期を経てメビウスの一員となり、そこで治療と称した洗脳を施されます。メビウスは特殊な薬物を注入してキッドマンの行動を操ることができます。前作でSTEMに入る前にその処置を受けていた彼女は、常にメビウスに操られていたのです。いかにも「悪の組織」がやりそうなことですね。

キッドマンはメビウスに命を救われたと考えています。自分が組織にとって、実はただの使い捨ての道具に過ぎないと知った後も、前作では最後まで組織に留まり続け、本作の序盤でもまだ組織の一員として動いています。もちろんそれには彼女なりの理由があります。そしてその理由とは、メビウスへの忠誠心とは無関係なものです。

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PsychoBreak 2

本作でのセバスチャンはどうなっているのでしょうか?

まず、セバスチャンは生きています。でも彼にとっては、そのことに大した意味はないようです。前作で数々の悲惨な出来事を経験したセバスチャンにとって、現実世界での生活など容易なはずでした。しかし、彼がメビウスの正体を掴もうと人々に協力を求めても、彼の言うことは誰にも信じて貰えません。また、メビウスについて何か手がかりを持っていそうな人物は、「不運なことに」全員すでに死亡しているか、行方不明になっていたのです。結局、周りの人々はセバスチャンがおかしくなったのだと考え、警官の仕事もクビになってしまいました。

1作目のSTEMは崩壊したクリムゾンシティでした。これは『PsychoBreak 2』でも同じですか?

いいえ、今作で登場するのは全く別の世界です。「ユニオン」と呼ばれる今回のSTEMは、リリーの精神をコアとして使用していますが、彼女はSTEM内で行方不明になっています。そう、セバスチャンの死んだと思われた娘リリーです。だからこそ、彼女を探し出し現実に連れ戻すためセバスチャンが送り込まれたのです。前作のSTEMは、ひどく歪んだ姿ではありましたが、見覚えのあるクリムゾンシティが基になっていました。それに対し、ユニオンはセバスチャンにとってまったく未知の世界です。一見すると、アメリカののどかな田舎町ですが、それはメビウスが意図的にそう見せかけているからです。ユニオンは、内部で何か恐ろしいことが起きているせいで崩壊寸前になっています。STEM世界は、コアなしには成立しません。そして、コアであるリリーがいないSTEMは崩壊しつつあります。リリーの精神の崩壊は、ユニオンの崩壊を意味します。こうして平穏な世界は消え去り、恐怖の世界へと誘われるのです。

今作にも引き続き登場するキャラクターはいますか?

当然、ジュリ・キッドマンがストーリー上で占める割合は大きいのですが、すでに述べたように、今作で迷い込むのは前作とは別のSTEM世界です。STEM世界はコアの記憶を基に構築されます。つまり、ユニオンの根底にあるのは、1作目で起こった出来事を何も知らず、記憶もない少女の精神ということです。今作で出会うことになるキャラクターは、ほとんどが新しい顔触れですが、皆それぞれ理由を抱えてSTEMの中にいます。

つまりSTEMの中には、セバスチャンの他にも人々がいるということですか?

メビウスにとって、セバスチャンをユニオンの中に招き入れるのは最後の手段です。彼より前に送り込まれたエージェントたちはみな不運に見舞われ、次々と行方不明になりました。そのことによってメビウスは、セバスチャンこそがユニオンを崩壊から救える唯一の人物かもしれないと考えたのです。一方、セバスチャンはユニオンに関心はありません。彼にとって唯一大切なのは娘を救い出すこと。娘の精神がSTEM内で失われる前に救い出そうと奮闘するセバスチャンは、崩れつつある世界を前に時間との戦いを余儀なくされます。

セバスチャンがユニオンに到着した時点ですでに、街は崩れかけ、メビウスのチームは散り散りになっています。セバスチャンは世界を探索する中で、彼らに出会うでしょう。そしてもし彼らがまだ生きていればの話ですが、サイドクエストを引き受け、新しい武器や、物資、情報などを入手できます。

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ジュリ・キッドマンの今作での役回りはどのようなものですか?

前作とは異なり、今回彼女はセバスチャンと同時にSTEMへ入るわけではありません。しかし、通信機を通じて連絡をとりあうことは可能です。彼女は現実世界との極めて重要なつながりであることに加え、ユニオンやリリー、そして世界内にいるメビウスのエージェントに関する情報をセバスチャンに提供する役割を担います。

上記以外にも気になることがありますか? Twitterで、@TheEvilWithin 宛てにつぶやいていただければ、本記事にてできるだけ回答させていただきます。(注:本アカウントは国外向けのアカウントになります。)

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